『第6回』その2 楽器の取り扱い

弓の注意箇所

今回は『弓』の気を付ける箇所です。
まずは、「弓先」。ぶつけたり、落としたりすると1回で折れる場合があります。ちょくちょくぶつけていても、ある日突然折れたりします。ヴァイオリンの弓は思ってるより長いので、弓先には注意をして練習をした方が良さそうです。
次に、「弓の毛」です。こちらは馬の尻尾というのは有名と思います。
どこで切れやすいかと言いますと、ケースから取り出す時。よく、見かけます。
あとは、アジャスターによく引っ掛けているお子様を見かけます。引っ掛かったときは、そーっとゆっくり、弓の毛をよく見ながら、外しましょう。

湿度について

楽器はとても繊細です。湿度は50%くらいが理想です。
夏は、楽器が湿気であまり鳴らなくなってします。ケースに乾燥剤を入れると良いでしょう。
冬は、楽器が乾燥で、板にヒビが入ってしまったりしますので、加湿をしてくれるダンピットがお薦めです♪また、一年通して、ケースに入れておくだけで湿度を調整してくれる物もあります。ご参考まで♪

湿気で起きること
弦は音程が低くなります。弓の毛は緩んできます。


乾燥で起きること
弦は音程が高くなります。(E線は低くなります。)
弓の毛は張ってきます。張り過ぎてスティックが弓矢ののようにならない様に気をつけましょう。(笑)弓のスティックも悪くなってしまうので、乾燥している時期の練習中にはよく気をつけてください。

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