『第6回』その1 楽器の取り扱い

楽器を扱うときの注意

ヴァイオリンの注意箇所

まずは楽器の中央にある『駒』です。この『駒』は、接着剤など付いていなく、弦の張力だけで立っています。ココをぶつけると簡単に曲がったり、倒れたりしますので、注意です。駒が立っている場所は、とても細かく決まっているので、倒れてしまったら、ヴァイオリンの先生でも、直すのは難しいです。弦を替える時も、傾き過ぎないように注意しましょう。

渦巻き

最上部にある、『渦巻き』も注意です。こちらはすぐ下に、各弦の糸巻きがあるので、ぶつけたりすると、糸巻きが緩んで音が狂ってしまいます。

魂柱

今度は『魂柱』です。読み方はコンチュウです。
ヴァイオリンを覗いてみると、中に円柱の棒のようなものがあると思います。これが『魂柱』です。小さいですが、表板と裏板の響きを伝えるとっても重要なものです。こちらも接着剤は付いていませんので、駒が倒れると魂柱も一緒に倒れる場合がありますので、要注意です。
こちらも、ヴァイオリンの先生は直せません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました