『第5回』その2 楽器購入と一緒に必要なもの

ヴァイオリンを弾く時に必要なものリスト

肩当て

ヴァイオリンを構える時に、楽器の裏側に「肩当て」というものをつけて、構え易くします。
外国人のヴァイオリニストで肩当てなしの方もよく見掛けます。
事実、肩当てのない方が楽器はよく響きます。または、スーツの下にハンカチなどを入れて、滑り止めにしている方もいます。
が、お子様や初心者の方は、肩当てがあった方が構え易いと思いますので、お薦めいたします。


選び方
まずは色々試してみましょう。顎と肩の間は個人差があると思いますので、しっくりくるものを選びましょう。肩に力の入らないリラックスした状態でヴァイオリンを構えることのできる肩当てを探しましょう。ヴァイオリンを購入されるときに一緒に選べるとスムーズと思います。
よく見かけるのは『KUN』でしょうか。『ビバムジカ』も多い気がします。
音が良くなるとよく聞くのは、『HOMARE』、『Pirastro Korfker Rest 』です。私はどちらも高さが足りなかったです…残念!
他にもたくさん…!ご参考まで♪

子供編
なで肩などで、高さが欲しいお子様は『エベレスト』を使ってる方が多いです。
サイズアップをしたばかりで、最初は低い肩当てが良いという方は『マジックパッド』を使っている方が多いです。

松脂

松脂は、弦に弓の毛が引っ掛かるように、弓の毛に塗ります。
買ったばかりの弓の毛はツルツルなので、沢山塗ります。音が出るようになるまで、弓元から弓先まで丁寧に塗ります。弓の毛に松脂が馴染んできたら、好みですが、弾く前に2往復くらい塗れば大丈夫です。塗り方は、色々です。一方向に塗る人、往復する人…。
松脂は、楽器を買うと付けてくださる楽器店が多いと思います。
落としたら割れてしまうので、取り扱いには注意しましょう。
ベルナルデル』、『黒猫』はよくセットの時に付いてきます。松脂でも音色が変わりますので、色々と試してみるのもお薦めいたします♪

クロス

次に、クロスです。
こちらの用途は、弾いた後に、弦・ヴァイオリンに残る松脂の粉弓のスティックについた松脂を取るものです。もう一枚、楽器を磨く用のものがあってもいいかも知れません。意外とヴァイオリンをよくみると、鼻息のかかったような汚れが付いています。(笑)
ヴァイオリンを磨くときは、誤って爪を当ててしまわないように細心の注意を払って磨きましょう♪
クレモネーゼ』お薦めです。

ケース

ケースは沢山の種類があります。セット販売の楽器以外は、ケースは別売りが多いです。
可愛い色のケースがいっぱいありますが、丈夫さで選ぶことをお薦めします。ドイツ製頑丈です!ハードケースは色が沢山あって良いのですが、フック?カチャ?の数が少ないと、歩いているうちに勝手に外れたら、恐ろしいですね。(笑) ケースの上から、スーツケースベルトをしている方もチラホラいらっしゃいます。ご参考まで♪

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